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アイスホッケー関東大学リーグ3試合を取材。

穏やかな晩秋の一日でした。夕方までは11月とは思えない暖かさ。

関東大学アイスホッケーリーグ戦Div.Ⅱ2次下位リーグも今日から開幕。4チーム中最下位はDiv.Ⅲへ自動降格、ドベ2はDiv.Ⅲ2位チームと入れ替え戦を戦わなければなりません。ある意味真剣な戦いです。
Div.Ⅲの学習院の女子マネが熱心にVTRを撮影しています。学習院は昨日勝って4位、まだ諦めていないんですね。えらい!

第1試合は、国立大学同士の一戦。1次6位(勝ち点7)の横浜国立vs.1次7位(勝ち点5)の東京の一戦です。負けた方が入れ替え戦に一歩近付きます。
横浜国立のスタメンは、GK片岡(1)。DF上田(魚津4)、岩崎(諏訪清陵4)。FW渡辺(川越4)、上原(上田4)、田村(札幌北4)。対する東京の先発は、GK山辺(駒場東邦4)。DF番匠屋(麻布3)、肥田(桐朋4)。FW保田(宇都宮1)、水野格(旭丘1)、奥村(桐朋4)。

東京が出だしから好調でした。まず、1分59秒に肥田が左から右へクロス、水野格がゴール、東京が先制します。5分54秒には、水野雄太(東海4)のアシストで格がゴール。今日も水野兄弟のコンビネーションは抜群。特に弟・格は動きがキレキレでした。
その後、東京は番匠屋、肥田がペナルティボックスに入りますが、横浜国立はパワープレーを生かせず15分間の第1ピリオッドは終了。シュート数は9-9の互角でした。

第2ピリオッドは、あたまの2分間、横浜国立のパワープレーで開始。ところがショートハンドの東京が先制します。格がアシスト、雄太がシュート。またまた水野兄弟のゴール、3-0とします。
横浜国立は次のパワープレーを利して、ようやく2分45秒に上原がゴール裏からクロス、上田がゴールを決め1-3。
そして6分13秒もパワープレーを利して島田(韮山4)のパスを受けた岩崎が左から右にクロス、上原が決めて2-3。1点差に迫ります。
ところが、東京も7分30秒に宮澤(長野2)が脚を効かして左サイドを切り裂きノーアシストでシュート。4-2として第2ピリオッドを終えました。シュート数は横浜国立が10-7と上回りましたが、ゴールは2-2の同点。計4-2東京リードで12分間の製氷インターバルに入りました。

第3ピリオッド、横浜国立は田村のパスを受けた上原が左から右に切れ込みながらシュート、1点を返します。2分19秒に3-4と1点差に詰め寄りました。
7分4秒、東京のエース水野格がトリッピングの反則で2分間退場。ここが横浜国立にとって最大のチャンスでした。しかし、無得点の終わります。
ピンチの後にチャンスあり。12分5秒に東京は水野格が左から右にパスを出し肥田が横浜国立DFと絡みながらシュート。5-3と引き離しました。
横浜国立も諦めず、東京・日達(桐蔭学園4)がクロスチェッキングで退場している隙に島田がアシスト、上原がゴールを決め4-5としましたが、反撃もここまで。5-4で東京が勝利しました。これで東京は勝ち点8。横浜国立を抜いて6位に浮上しました。

第2試合は、1次5位の国士舘vs.もっか全敗最下位の慶応医学部。慶応医学部は、他力本願ながら2次リーグ全勝すれば自動降格はま逃れますが、負ければ最下位決定です。ただ、1次リーグでもっとも良い試合をした国士舘(1-3で負け)。なんとか結果を出したいところでした。
国士舘の先発は、GK高橋(日光明峰1)。DF辻村(盛岡中央2)、佐藤大起(水戸短大付2)。FW千葉(盛岡中央1)、小林(渋川工2)、澤田(渋川工1)。対する慶応医学部のスターティングラインアップは、GK清水(慶応3)。DF立之(慶応2)、雨宮(巣鴨6)。FW梅津(慶応NY学院4)、長野(水沢6)、杉本(高田6)。

Div.Ⅱも2次下部リーグは1ピリ15分。オールメンバー11人の国士舘は最初から飛ばしてくるかと思ったら、意外とゆったりと試合に入ってきました。
9分20秒、辻村アシストで澤田がゴール、国士舘が先制しました。
12分11秒、国士舘は完全に慶応医学部DFを崩してゴールを決めますが、レフェリーはブレードでのシュートと判定、ノーゴールに。
慶応医学部は2回のパワープレーを生かせず。2-0で第1ピリオッドは終了。シュート数は10-7と国士舘がリード。

第2ピリオッド1分6秒、国士舘が千葉のアシストで小林がゴール、2-0。慶応医学部はパスカットは出来てもそれを攻撃までに繋げられない状態でした。
そんな状況で焦れたのか、秋葉(麻布5)が国士舘GK高橋にゴール裏で背後からチャージング。インターフェアランスの判定で5分間のメジャーペナルティー&ゲームミスコンダクトペナルティー、1発残り時間退場。フェアプレーを部是としている慶応医学部にとっては惜しい反則でした。まあ、勢い余ったという感じではありましたが、ちょっと残念。橋本(浅野1)が替わりにペナルティーボックスに入りますが、このパワープレーを利して国士舘は佐藤大起のアシストで中村(八戸工大一1)がゴール、3-0。
8分49秒にもパワープレーを利して国士舘は、佐藤大起、辻村のダブルアシストで澤田がシュート、4-0。10分22秒、神山のアシストで大蔵(長野工2)がゴール、5-0。慶応医学部は、まったく国士舘の攻撃に対応できませんでした。
ここで、たまらず慶応医学部はタイムアウト。なんとか立て直そうとしますが、偏った流れは、なかなか取り戻せません。
11分42秒、再びパワープレーを利して国士舘は、佐藤大起のパスを受けた大蔵がシュート。GK清水がセーブしますがリバウンドを神山がシュート、6-0。
13分3秒には、辻村のアシストで小林がゴール。7-0として第2ピリオッドが終了しました。シュート数は、なんと33-2。どうした慶応医学部。ちょっと元気がないぞ! それでも何とか6点で押さえられたのはGK清水の好セーブのお陰です。

第3ピリオッドも流れは変わらず。39秒にゴール裏ボード際で国士舘を抑えられず千葉が裏からクロス、小林がゴールを決め、8-0。
4分31秒には神山がノーアシストでゴール、9-0。
そして国士舘は7分36秒には大蔵のアシストで佐藤裕郎がゴール。10点の大台に乗せました。
慶応医学部は、45分間で一矢も報えず敗退。ゴールに向かっていたのは、長野一人だけ。残念ながら1年限りでDiv.Ⅲ降格が決まってしまいました。
昨年の大躍進を見てきた白髭とっては、辛い取材になってしまいました。国士舘は勝ち点を10に伸ばし、降格の可能性は無くなりました。

今日のDyDoアリーナの試合は2試合だけ。しかし、この後、今日は東大和アイスアリーナに足を伸ばすことにしました。
昨日のことです。学習院vs.順天堂戦の2ピリと3ピリの間のインターバルに一人の青年から声をかけられました。
「ブログでアイスホッケーの事を書かれていらっしゃる方ですか?」
「はい、そうですが……」と答えると、
「僕は慈恵会医科大でアイスホッケーをやっている者です。一度、僕達の試合の記事を書いていただいてありがとうございました。毎日、楽しみに読んでます」
その青年の名前を聞くのは失念してしまったのですが、
「僕は今年が最後なんですが、これからもアイスホッケーのことを書いて下さい」と言っていたんで、GK佐藤峻君(渋谷幕張6)か松岡諒君(松本深志6)だと思います。
そこまで言われると、もう1試合くらい慈恵会医科大の試合を取材してみようかな、と思うのがジャーナリスト魂。調べてみると今日の午後8時30分から東大和で試合がある。
今日はDyDoアリーナはナイトセッションはなし。それで往復電車賃400円を払って(東伏見からだと460円。西武柳沢からだと400円で済みます。自転車だと片道1時間30分くらいかかってしまうので西武線で行きました)東大和市まで行ったわけです。

東大和アイスアリーナに来たのは4年前、冬季国体のアイスホッケー競技会が東京都(代々木第1体育館、東伏見、東大和)で開催された時。たしか少年の部の愛知県vs.栃木県(専修の4年生、星野祐介君・当時は日光高校3年がプレーしていた)なんか取材した記憶があります。それ以来の事です。
東京慈恵会医科大学はDiv.Ⅳに所属しています。ここまで3勝1敗1分けで勝ち点10。対する東京学芸は2勝4敗の勝ち点6で最終戦です。そんなわけで応援の方も結構多い。狭い応援席(100人もはいれば一杯)ですが、超満員です。
東京学芸の先発は、GK佐藤(弘前4)。DF勅使河原(高崎2)、高崎(薬園台4)。FW田部(東陵4)、田口(富山中部1)、田畑(長野2)。対する東京慈恵会医科のスタメンは、GK佐藤(渋谷幕張6)。DF内山(成蹊3)、大東(智弁和歌山4)。FW塚崎(城北3)、有村(開成4)、松岡(松本深志6)。

東大和アイスアリーナは、DyDoに比べると小さなリンクです。リンクと観覧席が同じレベルで距離がちかいので、凄い迫力。そして両チームとも気力十分、好試合になりました。
第1ピリオッドは、双方中盤で激しい潰しあい。1回づつパワープレーのチャンスがありましたが、キルプレーが万全で得点できません。東京学芸が2度ほど慈恵会医科GK佐藤と1対1のチャンスがありましたが、佐藤がファインセーブ。得点を許さず0-0終了。シュート数は14-11で東京学芸がリード。

第2ピリオッドになると、中盤から慈恵会医科が集中力を発揮します。9分41秒、松岡のアシストで山中(海城4)がシュート、GK佐藤が止めたかに見えましたが、混戦を押し込み先制します。
11分37秒には、右からのクロスに藤崎(田川3)が合わせて2-0。
12分30秒、縦パス一本が通り慈恵会医科が絶好のチャンス。しかし東京学芸のGK佐藤がセーブ。
13分2秒、東京学芸の藤山(苫小牧東4)がペナルティーボックスに。この2秒後、慈恵会医科の有村がフェースオフのパックを内山に繋ぎ、内山が電光石火のシュート。3-0とします。結局これが決勝点になりました。シュート数は18-9と慈恵会医科が上回りました。

12分間の製氷インターバルで展開がガラリと変わりました。
50秒、アイシング直後のフェースオフから東京学芸・藤山のリターンパスを受けた田畑がシュート。1-3。
2分40秒には東京学芸の田部がノーアシストで右60度からシュートを決め2-3。学芸のドアマンの女子マネが、
「絶対に逆転できる!」と叫んでいるのが本当のように思える展開。慈恵会医科はアップアップでしたが、GK佐藤が雨あられのシュート見事にセーブしました。
光ったのは慈恵会医科の内山の独特のリズムのドリブルでした。自陣から腰高で飄々としたペースで前進。東京学芸の反撃ムードを断ち切りました。
最後の東京学芸の猛攻を、慈恵会医科GK佐藤がゴールライン直前でパックを押さえました。時計は14分58秒。残り2秒は、あっという間に終了。大きなため息が東京学芸のベンチと応援席から漏れました。
3-2、僅差の好試合でした。電車代400円を使っても見に行った価値がありました。
本当にアイスホッケーは、Divに関係なく接戦になるとエキサイティング、見ていて楽しいスポーツです。今宵、東大和のリングサイドに集た人たちも同じ事を感じてくれたと思います。慈恵会医科は入れ替え戦出場に希望を残す勝利でした。

この試合を取材する気持ちにさせてくれた慈恵会医科の6年生に感謝しながら家路につきました。

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コメント 4

札幌のS

先日はルールの件で失礼しました。
これもご存じとは思いますが・・・、スケートブレードでのゴールも意識的なキック等
でなければ、ゴールは認められます。
by 札幌のS (2008-11-19 19:57) 

慈恵医大6年

わざわざ東大和に足を運んで取材していただいたことに感激しました。

今年の4部は2~7位まで実力が伯仲していてどこが入れ替え戦にいってもおかしくなかったと思います。ほとんどの試合が厳しいものでしたが、その中で入れ替え戦を勝ち取れたのはチームにとって大きなことだと思います。
入れ替え戦は精一杯戦って悔いのない最後の関東リーグにしたいと思います。

白髭さんの記事はアイスホッケーに対する愛が伝わってきますね。それが上位も下位リーグも変わらないところが好きです。
これからも関東リーグとアイスホッケーをよろしくお願いします。応援しています。

失礼しました。
by 慈恵医大6年 (2008-11-19 22:48) 

null

松本深志出身の慈恵の松岡選手って,もう4半世紀前ですが名選手が居ました.
ひょっとしてご子息でしょうか?

by null (2008-11-21 13:54) 

南 立夫

慶応に星野、中山選手が居た、ちょっと前に居た松岡選手でしょうか?
by 南 立夫 (2008-11-21 14:00) 

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