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台北ユニバーシアード11日目。サッカー男子決勝、日本vs.フランス戦を取材。

疲れもピークのようです。
起床したら8時30分。朝のルーティーンを済ませて朝食は9時を回っていました。
ホテルを出たのは10時45分ころ。

MPCについたら11時開始のデイリーブリーフィングが始まっていました。
セキュリティーの話題と、31日に台北市内で開催される「台湾英雄」という催し物が話題になっていました。日本でもオリンピック・パラリンピックの直後に銀座をパレードするメダリストのイベントがありますが、あの台湾版をやろうというのです。
鼻で笑っていた外国メディアもいましたが、わたしは台湾メディアの人に「グレイト」と言っておきました。
大会公式新聞の「世大運快報」によると国・地域別メダル獲得数は、日本が1位の85個(金32、銀23、銅30)です。ちなみに2位が韓国、3位ロシア、4位が地主の中華台北、5位が美国(アメリカ)、6位ウクライナ、7位が朝鮮(北朝鮮)、8位がイタリアとなっています。

今日も「怪傑ライブみやね屋」のLive中継をYou Tubeで見ながら作業。北朝鮮がミサイルを北海道越に打ち込んだらしい。日本は騒然となっているようです。

午後4時、MPC発のメディアシャトル#309で輔仁大学に向かいます。
このバス、新北市の体育館(卓球会場)、棒球(野球)場を経由していくのですが、典型的な中国のダウンタウンを通過していきます。なかなか良い景色。時間があったらぜひ散策したいのですが、残念ながら、その余裕はありませんでした。
5時、輔仁大学運動場に到着。公式には「足球場」となっていますが、両ゴール裏のスタンドを外せば陸上競技場でしょう。トラック部分は、カバーで覆ってあります。ピッチは、今回はサッカー4会場とも人口芝生でした。

すでに3位決定戦のメキシコvs.ウルグアイ戦は後半に入っていました。この両チームと、日本学生代表は今大会で対戦しています。メキシコとは準決勝で対戦し3-1で、ウルグアイとはグループリーグ3試合目で対戦、2-1と勝っています。3位決定戦で戦っている両チームに勝っている日本。その充実ぶりが窺えます。3位決定戦はスコアレスドローに終わり、ただちにPK方式を実施し、メキシコが5-3で3位の座を獲得しました。

特にせかしたわけでもないのにキックオフ1時間36分まえにスタートリストが配布されました。やればできる!
日本学生代表のスターティングラインアップは、GK永石(福岡大4年・高川学園)。DF岩武(明治大3年・大分U-18)、菊池(大阪体大3年・青森山田)、坂(順天堂大4年・四日市中央工)、小池(流経大3年・新潟U-18)。MF重廣(阪南大4年・広島皆実)、守田(流経大4年・金光大阪)のダブルボランチ、右翼が戸嶋(筑波大4年・市立浦和)、左翼が名古(順天堂大3年・静岡学園)。FW旗手(順天堂大2年・静岡学園)、ジャメイン(流経大4年・流経大柏)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。(カッコ内)は所属大学と学年・前所属チーム。
対するフランス・ユニバーシアード代表の先発は、GKコグナー。DFゴステスべーリエ、シャバリエ、サンソン、バシン。MFアンカーがブラスコ、右翼がデニス、左翼がヴァレラ、トップ下右がミネスエベーレ、左がフェネウイル。FWシャヴァノン。4:3:2:1の布陣です。日本チームが警戒していたFWカンダスはベンチスタートでした。

現地時間午後8時、日本のキックオフで試合開始。
昨日、日本女子がブラジル相手にできなかったこと。相手のゴールを0に抑え、90分間で1点を入れて勝つという極めて単純なことを日本男子は成し遂げて金メダルを獲得しました。
フランスは、もっとポゼッションサッカーを見せてくると思われたのですが、意外にも日本が指導権を握りました。
6分、ジャメインがドリブルシュート。左に外れます。
フランスは、右のミネスエベーレと左のフェネウイルが俊足で、個人技による突破を試みて橋頭保を築こうとします。日本の右サイドの戸嶋が何度も危ない場面を迎えますが、なんとかカバーリングで得点を許しませんでした。
27分、カウンターアタックで日本が反撃。長いフィードを受けた戸嶋が右サイドをドリブルで切り裂き、フランス左サイドを突破。クロスを上げるとファーから飛び込んできたジャメインが確実にボールをフランスゴールに流し込みました。Gマークを胸の前にかざして走り回るジャメイン。日本は待望の先制点をゲットしました。
37分、フランスは右サイドからクロス、ファーでヘディングをリターン、右からヘディングシュートを決めますが、これはオフサイドの判定。
44分には左からドリブルで中に切れ込んだ名古がシュートしますがフランスGKコグナールがキャッチ。
アディショナルタイム1分。バネルジー主審(インド)がハーフタイムを宣します。

後半あたまから日本の宮崎純一監督が動きます。FW旗手に替え脇坂(阪南大4年・川崎U-18)をピッチに送ります。名古をトップに上げ、脇坂はMF左翼に入ります。
後半4分、右翼のフェネウイルがドリブルで中に切れ込みシュート。左に外れます。
7分には左からのアーリークロスをファーからシュート。フランスの同点ゴールが生まれたかと思い凍り付きましたが、関係ないプレーヤーが一瞬早く反則をしたということでノーゴールの判定。胸をなでおろしました。13分にもバシンがシュート。上に外します。
20分、ペナルティアークからFKを得た日本。小池が壁の左をゴロで抜く意表をつくシュートを放ちますが、GKコグナールがキャッチ。
23分、日本はジャメインを中野(筑波大4・磐田U-18)に、26分には名古を柴戸(明治大4年・市立船橋)に交代。日本女子と異なり、早め早めの交代が効を奏します。また交代して入った選手がターンオーバー・システムで体力的に余裕があり、ポテンシャル的にもスタメン選手と変わらないのが女子とは異なっていました。
替わって入った中野、柴戸が前からボールを追い回します。
27分、フランスのフラヴィダ―二監督は、FWシャバノンに替えてチバウルをピッチに送りますが、ついに交代カードを切ったのは1枚だけ。日本が恐れていたカノアスは登場しませんでした。コンディションが悪っかったのでしょうか? 日本は救われました。
41分、日本は4枚目の交代カードを切ります。戸嶋を宮(びわこ成蹊スポーツ大4年・清明学院)に交代。守りを固めます。
終盤、焦りのためかフランスの攻撃が形になりません。逆に日本が追加点のチャンスを迎えます。
44分、重廣の右からのクロスを守田がシュート。左に外れます。
45+1分、中野が左からドリブルで切れ込み角度のないところからシュート。フランスGKコグナールが脚でセーブ。
アディショナルタイム3分29秒。試合は1-0と日本リードのままタイムアップを迎えます。
ベンチから飛び出しピッチの選手たちと抱き合う日本選手たち。ピッチに倒れこむフランス選手たち。勝負の明暗はくっきりでした。

日本学生代表、危なげない金メダル獲得であったと思います。
宮崎監督の選手起用、選手交代など、まさに適切でした。
中1日の厳しいスケジュールをターンオーバー、2プラトンシステムで乗り切りました。選手たちも監督の期待に十分に応えました。

表彰式で真ん中のポールに日の丸が掲揚されるのは気持ちが良いものです。
宮崎監督、重廣主将、ジャメイン選手にインタビューしました。誰もが学生世界一になった喜びや意義を語ってくれました。
わたしにとっても、女子ワールドカップ2011ドイツ以来の世界一の取材です。そんなに経験できるものではありません。

最終シャトルは輔仁大23時50分発(大学の門が0時に閉まってしまうらしい)のバスは結局0時5分発になりました。MPCには0時30分着。
MRTの終電は1時頃かと思っていたら、なんとすでに終わっていました。仕方なくカメラマンさん、記者さんと今日もタクシーでホテルへ。

シャワーを浴び、遅い夕食を摂り(お祝いに麒麟一番搾りを奮発しました)、ベッドに潜り込んだのは2時すぎ。
今日は、日本が優勝しただけに疲れも吹っ飛んだスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
日本学生代表 1-0 フランス・ユニバーシアード代表(前半1-0)
(日本学生代表のユニバーシアード優勝は、3大会ぶり6回目)

[得点経過]
前半21分 戸嶋→ジャメインS

FISUのホームページの「livestreaming」をクリックすると「Football men's Final JPN vs. FRA」が出てくると思います。そこをクリックすれば、試合を見ることができます。

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