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台北ユニバーシアード第10日目。女子サッカー決勝、日本vs.ブラジル戦を取材。

新しい週が始まりました。
頑張って7時起床。
朝のルーティーンを済ませて、ホテルのロビーで母と知人に絵葉書計3枚を書きました。

西門前の郵便局で絵葉書を投函。そこまでいったのだから地下鉄の西門駅からMRTに乗ろうとしたら、近くにあったのは北門駅(松山新店線)。そこから乗車して西門駅でいつもの坂南線に乗り替えて國父紀念館までやって来ました。

ボールゲームの決勝戦が始まると総合スポーツ競技大会も終盤です。
今日は、サッカー女子の決勝が輔仁大学のグラウンドであります。キックオフは午後8時。シャトルバスを調べたらMPC発午後4時発の#309に乗れば会場に5時15分に着くので、それで十分。それまでMPCで作業しました。

組織委員会が毎日発行している公式新聞「世大運快報」によるとメダル獲得数は日本が韓国を抜いて1位になった模様(日本が78個、韓国が71個。金も日本が30で韓国27です)。まあ、どうでも良いことですが、選手の頑張りと関係者の努力には敬意を表したいと思います。バスケットボール女子も日本は決勝に進出。オーストラリアと戦うことになったようですが、サッカー女子決勝と同じ時間帯で取材に行けません。残念です。

デイリープレスカンファレンスは、閉会式の演出の説明でした。大会も残り3日になってしまいました。

午後2時からYou Tubeで日本テレビの「ミヤネ屋」がLive配信で見られたのにはびっくり。世の中進んでいます。

MPC午後4時発のメディアシャトルは大渋滞にはまりましたが、5時すぎには輔仁大学に到着。午後4時キックオフの3位決定戦の南アフリカvs.ロシア戦は、0-5でロシアが快勝しました。ブラジルに敗れたロシアが日本に敗れた南アフリカに大勝したのです。ちょっと嫌な気分に。

お弁当をいただき、キックオフ1時間15分前、スタートリストが配布されました。
日本女子学生代表のスターティングラインアップは、GK木付(早稲田大3年・日の本学園)。DF松永(日体大4年・修徳)、三浦(早稲田大3年・浦和レディース)奥川(早稲田大4年・藤枝順心)、工藤(慶応義塾大2年・日テレメニーナ)。松原(早稲田大4年・大商学園)、水谷(筑波大3年・JFAアカデミー福島)のダブルボランチ、右翼が平國(早稲田大学4年・常盤木学園)、左翼が山口(姫路獨協大3年・神村学園)。FW河野(早稲田大3年・藤枝順心)、中村(早稲田大4年・浦和レディース)。早稲田ア式蹴球部が7人出場。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。(カッコ内)は所属大学と学年。前所属チほぼーム。1時間5分前ほどにリラックスした表情でピッチに現れた日本。観客席に知り合いがいると手を振る余裕です。
対するブラジル・ユニバーシアード代表の先発は、GKウェーバー。DFラファグニン、カンピオロ、レモン・ラモス。Mジスス・ヵマルゴ、ビアンチのダブルボランチ、右翼がマルティンス、左翼がフェレイラ、トップ下右がゴメス・デリマ、左がデオリベイラ。FWペレイラ・ヌネス。3:4:2:1の布陣です。グループリーグ第2戦で日本と戦った時と10人同じメンバーです。

現地時間午後8時、日本のキックオフで試合開始。
日本は、グループリーグでブラジルと対戦。1-3で完敗を喫しました。決勝では選手2人を入れ替えましたが、ほぼ同じメンバーです。戦いぶりが注目されましたが、大善戦といえる内容でした。守りは延長前半まで完璧(大会レギュレーションで決勝のみ15分ハーフの延長があります)でした。もし90分間で、決定的なチャンスで1点を取っていれば悲願の初優勝も可能でした。それほど、なでしこユニバ代表は善戦しました。あと1歩、金メダルに手が届かったのは何故か。それは今後の日本女子サッカー界の課題にしなければならないと思います。

6分、まずブラジルがオープニングシュート。レンジからボランチのデジェスタカマルゴが女子サッカー特有のミドルシュートを放ちます。上に外れましたが、枠に飛んでいればゴールインしたでしょう。
日本も11分に反撃。右サイドを山口がドリブルで切り裂きクロス、水谷がシュートしますがブラジルGKウェーバーがセーブ。これは1点ものでした。これが決まっていれば……。レバ、タラは勝負では言ってはいけないのですが……。
15分、ブラジルは遠目からシュートを放ちますが、GK木付がキャッチ。グループリーグのブラジル戦では不調だった木付、今日は好調でした。
20分、ブラジルは左からのアーリークロスをでオリベイラがヘディングシュート。これも枠に入っていれば完全に決まっていました。今日のブラジルは、シュートが不調でした。
25分、日本が再び大チャンスを迎えます。左中間のフリーキックを松原がファーに蹴り平國が頭で中に折り返します。これを中村が至近距離でシュート。クロスバーに嫌われます。これも入っていておかしくないシュートでした。
31分、次はブラジルがフリーキックのチャンス。バンチの絶妙なキックを、GK木付は躊躇せず前に出てパンチング。ピンチを凌ぎます。
41分、再びキレキレの山口が左サイドをドリブルで切り裂きクロス、中央の松原がシュートしますが上に外れます。
45+1分には水谷の蹴ったコーナーキックを平國が混戦から押し込もうとしましたが、これも上に外れます。
アディショナルタイム1分16秒、チャイサニット主審(タイ)がハーフタイムを宣しました。
まったく互角の展開に胸を打たれました。日本のDF4人は、柔道の重量級のような体格のワントップ、ペレイラ・ヌネスをマークを受け渡しながら自由にさせず、グループリーグの様には自由にさせませんでした。これが善戦の一つの理由です。
攻撃面では、左サイドの2人、山口と工藤がブラジルの脅威にまっていました。山口は、もっともっと勝負に行ってよいと思います。ドリブルで抜けきってシュートを打てば、パスも効いてくると思いました。工藤も左サイドを駆け上がってのクロスは威力があります。まだまだ先輩に遠慮しているところがあるのでしょうが、1回攻めあがってブラジルDFを混乱に陥れました。もっと山口を追い越して前線にあがれるようになれば鬼に金棒です。

後半に入ると膠着した状態になりましたが、日本がやや押し気味な展開になりました。
7分、ブラジルはフリーキックをバンチが蹴り、ポストに入ったペレイラ・ヌネスがヘディングで折り返し得点機を迎えますがGK木付がパンチで逃れます。
24分、ブラジルのモラエス・サルガド監督が動きます。MFフェレイラをシュルセダーに交代。
33分、ブラジルのデオリバイラがドリブルで抜け出しGK木付と1対1。左60度からシュートを放ちますがGK木付が左腕1本でスーパーセーブ。事なきを得ました。この試合のハイライトの一瞬でした。
40分、ブラジルはMFゴメスデリマをロカッテリに交代。
43分、デオリバイラが再びシュート。上に外します。悔しがるデオリバイラ。シャツをまくり上げブラが見えるほどでした。
試合はスコアレスのまま90分間を終えました。アディショナルタイムは2分22秒。15分ハーフの延長戦に入ります。

ここまで日本はスタメン11人で戦ってきました。しかし、ボランチの2人(松原、水谷)、2トップの2人(中村、河野)の運動量が多く、疲労度が高くなってきました。後半の45分、ようやく望月監督が動きます。松原を大竹(帝京平成大3年・日ノ本学園)に交代。2トップに入れて中村をボランチに下ろしました。
延長前半5分、水谷の蹴ったコーナーキックを三浦がシュート。上に外します。水谷のコーナーキックの精度もやや劣ってきました。試合前半プレースキックが好調だった梅津早いタイミングでの投入もあったのでは?
延長前半7分、河野が最後の力を振り絞り左サイドをドリブルで突破、シュートを放ちますが、わずかに右に外れます。河野も延長後半9分まで堀江(静岡産大2年・開志学園JAPANサッカーカレッジ)と交代するまで疲れた身体にムチ打って頑張りました。
延長前半15分+1分、山口がシュートを放ちますが上に外れました。
延長前半のアディショナルタイムは38秒。サイドを入れ替えて延長後半開始。

延長後半6分、ブラジルのバンチが右60度遠目からシュート。サイドネットに外れます。
そして運命の延長後半8分がやってきます。バンチの蹴ったコーナーキックをフリーになったマルチンスがヘディングシュート。この試合、日本DFのマークが唯一甘くなった一瞬でした。マルチンスのシュートは、GK木付の手をかすめて日本ゴールに突き刺さりました。
ゴールの中のボールに走っていきセンタースポットに戻す木付。日本、まだまだ勝利を諦めていませんでした。9分、河野を下げ堀江をピッチに送る望月監督。そして13分にようやく水谷を梅津(神奈川大2年・藤枝順心)に交代。あまりにも時間が少なすぎました。
延長後半のアディショナルタイムは38秒、タイムアップの笛がなります。呆然と立ちすくむ日本イレブン。ただ一人、奥川がグラウンドに泣き崩れています。それを中村キャプテンが肩をたたき励ましています。中から
ブラジルイレブンは、泣き崩れるもの、飛び跳ねて抱き合うもの、120分間が両チームの明暗を分けました。

表彰式が始まったのは午後11時を回っていました。ロンドン・オリンピックの表彰式で手をつないで登場した日本女子学生代表。戦いきったという満足感と、勝てなかった悔しさが入り混じった様子でした。ただ、善戦したとはいえ、負けは負け。90分間で1点を挙げていれば勝てていたのです。大魚を逃した感は強いと思います。望月監督は表彰式後、インタビューに答えて、
「グループリーグでは1-3と歯が立たなかったブラジリに対して短期間で彼女らは成長したと思います。全員が、この大会中に一回りも二回りも成長しました。高倉代表監督にも進言して、この中から何人かは代表リームにあがれるようにしたい。また2年の工藤と堀江には、もう1度ゼロから挑戦して2年後のナポリ・ユニバーシアードに出場し、今回の経験を繋げて欲しい。これから、今回の体験を生かして全員がサッカーをプレーしていけるよう、祈っています」と語りました。

次のシャトルバスは0時25分発。カメラマンさん、記者さん3人とタクシーをチャーターして台北駅まで帰ってきました。
シャワーを浴び、缶ビールにお弁当の夕食を食べ、床に就いたのは午前2時。
ニュースによるとバスケットボールはオーストラリアに、バレーボールはロシアに敗れ日本女子はサッカーを含めて決勝戦三連敗だったようです。
少し疲れたスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
サッカー女子決勝
日本女子学生代表 0-1.ブラジル・ユニバーシアード代表(前半0-0、後半0-0、延長前半0-0、延長後半0-1)
FISUのホームページで配信があり、映像が見られると思います。FISUのホームペーの”livestreaming"から入れると思います。


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