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台北ユニバーシアード第9日。サッカー男子準決勝、日本vs.メキシコ戦を取材。

ユニバーシアード開幕後2度目の安息日を迎えました。
しかし、競技は佳境を迎えています。

7時40分起床。8時朝食。
9時からホテルで初めてPCを開きましたが、あまり上手く無線ランがアクセスできず、見ようと思った「ワイドナショー」(You TubeでLive配信されている)は、あまりしっかり視聴できませんでした。
10時45分ホテル出発。MPCには11時20分着。MPCのある松山文創園区は、日曜日ということでけっこうな人通り。蚤の市も立っています。

早速、作業。
あまり国別メダル獲得数には興味がないのですが、大会公式新聞の「世大運快方」によると韓国が67個で1位(金26、銀17、銅24)、日本は63個で2位(金25、銀16、銅22)だそうです。まあ、できれば1位になってほしいものです。
テレビでハーフマラソンも見ました。男子は片西景、工藤有生、鈴木健吾で3位まで独占。女子も棟久貴が優勝、福居紗希が3位、古谷奏が4位、出水田眞紀が5位と圧勝でした。
ただ、最近のロードレースは、周回コースが多く、どうも好きになれません。やはりメインスタジアムを出発してメインスタジアムにゴールしないと。

昔は、一人で1日に3~5競技を取材したものですが、いまは1競技がせいぜいです。たくさん取材すると肝心の1競技が疲れて取材できなくなってしまいます。歳は取りたくないですね。
そんなわけで、午後3時45分のMPC出発、新竹行きのシャトルバス出発までMPCでおとなしく作業しておりました。MPCはけっこう冷房がきつくて、たまに外部の古民家風のトイレに行く時、なま暖かい風に触れるとほっとします。

今日の会場、新竹縣立第二運動場に着くころ、第1試合の男子9~12位決定戦の南アフリカvs.カナダ戦は雷雨で試合が中断。第2試合の準決勝に影響しないかが心配でした(1-2でカナダが勝利)。
その影響かスタートリストが、なかなか出ませんでしたが、キックオフ37分前、ようやく配布されました。
日本学生代表のスターティングラインアップは、GK小島(早稲田大3年・名古屋U18)。DF岩武(明治大3年・大分U-18)、鈴木(早稲田大4年・清水ユース)、宮(びわこ成蹊スポーツ大4年・清明学院)、岩崎(桃山学院大4年・九州国際大付)。MF柴戸(明治大4年・市立船橋)、脇坂(阪南大4年・川崎U-18)のダブルボランチ、右翼が松田(鹿屋体育大4年・東福岡)、左翼が三苫(筑波大2年・川崎U-18)。FW中野(筑波大4年・磐田U-18)、旗手(順天堂大2年・静岡学園)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。
対するメキシコ・ユニバーシアード代表の先発は、GKカストレナ。DFメンデス・オルテスヴィレガス、トレヴィーノ、ガルドノ・ペナ。MFマルドナルド、クィノネス、のダブルボランチ、右翼がカンポス、左翼がマルチネス・カストロ。FWフテガルシア、エルナンデス。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。
現地時間午後7時30分、小雨降る中、日本のキックオフで試合開始です。

相手のメキシコは、最近オリンピックやエイジグループのワールドカップで常に好成績を残しているチーム。また宮崎監督がいうように、
「ベスト4に残るチームは、気力、体力ともに充実していて、簡単には勝たせてくれないもの」。
その通りの展開になります。
共に前線から激しいプレッシャーを掛け合い、中盤でも激しい奪い合いが行われました。そんな展開のなか好調な日本が徐々に試合の主導権を握り、得点のチャンスを作っていきます。
35分、中央の柴戸が左の旗手にパス。旗手は中野にクロス、中野はシュートを放ちますがメキシコGKカストレナの圧力に負けシュートは右へ。
40分には、柴戸のスルーを受けた脇坂がドリブルシュート。カストレがキャッチします。
このままスコアレスでハーフタイムかと思われた45分。三苫がドリブルでペナルティーエリアに侵入すると、メキシコのヴィレガスが引っかけて反則。フセイン主審(サウジアラビア)は迷わずペナルティースポットを指しました。ここでメキシコのマルドナルドが負傷。フェルナンデスと交代します。
このPKを三苫自身が決め、日本が先制。決まったと同時にアディショナルタイム1分38秒、フセイン主審がハーフタイムの笛を吹きました。日本は押し気味ながら、なかなか得点を上げられない嫌な展開だっただけに三苫のPKによる1点は大きかったと思います。

ハーフタイムでメキシコのロペス・アギラール監督が動きます。MFカンポスをクルス・アルメンタに交代。
後半に入っても選手もボールも良く動く日本が主導権を握ります。
5分、中盤からのパスを左から右へダイアゴナルランで受けた旗手がゴールにドリブルで向かうと、メキシコDFは旗手に集中します。そうすると左裏の中野はノーマーク。中野にパスが渡り、中野がシュート。2-0とします。連動した動きから生まれた素晴らしいシュートでした。
13分にも宮からロングフィードが中野に出て中野がシュート。しかし、メキシコGKカストレナがセーブ。
14分、メキシコがカウンターアタック。左からカンドノペナがアーリークロス、日本DFのクリアが小さくなったところをクルス・アルメンタがボレーシュート。ものの見事にゴールが決まりました。2-1。
これで試合の行方は分からなくなりました。メキシコはワンチャンスで追いつくことが出来、こうしたゲームでは追いついたチームが圧倒的に有利になります。
一進一退の展開が続きます。
23分、日本の宮崎監督が動きます。DF岩崎を坂(順天堂大4・四日市中央工)に交代。
30分、旗手に替えジャメイン(流経大4年・流経大柏)をピッチに送ります。
膠着状態を破ったのは飛び道具とでもいうべく個人の技でした。
31分、脇坂が蹴ったコーナーキックが、直接メキシコゴールに吸い込まれていったのです。ゲームの流れを変える大きなゴールでした。
この1点でメキシコの反撃する力が大きく萎えたような感じでした。まさに起死回生の脇坂のゴール。
36分、MF三苫に替え名古(順天堂大3年・静岡学園)をピッチに送る宮崎監督。前の選手を替える強気の采配です。
40分、MF松田を重廣(阪南大4年・広島皆実)に替え4枚の交代カードを切り終えた日本。メキシコは17分には切り終えているので、いかに日本に余裕があったかが分かります。
メキシコも最後まで勝負を諦めず攻撃し続けたのも立派でした。45+3分には右からのクロスをヴィレガスがヘディングシュートしましたが、小島ががっちりキャッチ。1点を失ったものの、鈴木、宮らの頑張りでそれ以上の失点は許さず。良く守ったと思いました。
アディショナルタイム4分13秒、3-1のままタイムアップを迎えました。

日本学生代表は、4年生全員が卒業後の来春からJリーグに参加する選手です。3年生以下も、ほとんどが高校を卒業した時点でJリーグに進んでもおかしくないプレーヤーばかり。素材的にメキシコに勝つのは当然ともいえますが、サッカーはやってみないと分かりません。ともかく勝って決勝に進んだのは素晴らしい。

決勝の相手は、ウルグアイと0-0の引き分け、PK方式の結果勝者扱いとなったフランスと決まりました。前回、日本が準決勝でPK方式で雄図を絶たれた相手です。
試合中にリクエストした中野選手にインタビュー。
「ぼくの取った2点目が決勝ゴールになったわけで、まあ嬉しいですね。レオが斜めに走って行ったので、僕は裏にパスが来ることを信じて走りこみました。パスが来たので決めてやろうと。今日は前から守っていかないと後ろがきついと思ったのでずいぶん走りました。きつかったです。でも、勝てたので良かった。こうして、いろいろな経験が出来て、結果として大学でサッカーをやって良かったと思う。ここまで来たら金メダルを取ってかえりたいですね」と香川真司によく似た笑顔で語ってくれました。

帰りのシャトルバス313が、なかなか来なくて焦りましたが、予定より20分遅れて10時30分に到着。1時間ほどでMPC着。
これまで、サッカーの試合がある時は、必ずお弁当をくれていたので、それを夕食にしていたのですが今日は無し。たぶんお客さんが多かったので我々まで回ってこなかったのでしょう。仕方なく、ホテル近くのファミリーマートで缶ビールと一緒にかつ丼を買ったつもりがカツカレー。日本の勝利を信じてかつ丼と行きたかったのですが、カツカレーでもいいか。

そんなスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
サッカー男子準決勝
日本学生代表 3-1 メキシコ・ユニバーシアード代表(前半1-0)

[得点経過]
前半45+2分 PK三苫S
後半5分 旗手→中野S
後半14分 クリス・アルメンタS(後半0分カンポスと交代出場)
後半31分 CK脇坂S(コーナーキックを直接ゴール)



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