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台北ユニバーシアード2日目。デイリーブリーフィングとサッカー女子日本vs.コロンビア戦を取材。

昨夜ホテルに帰ったのが遅かったこともあり、7時30分起床。
朝のルーティーンを済ませホテルを9時過ぎに出発。
安息日は家でゆっくり休まないといけないのですが、フリーランスに休日はありません。
台北の人たちも日曜日でもお店で騒がしく働いています。

MPCには10時前に到着。
今日から、ほぼ全競技が一斉にスタートしました。
どこか取材に行こうか迷ったのですが、昨日の開会式に関する報告がデイリーブリーフィングで行われると知り、MPCのプレスセンターで待機しました。11時開始とのことでしたが、台湾では必ず開始時間が数分遅れます。「台湾時間」というやつでしょうか?

今日のブリーフィングは2部構成。
第1部は昨夜のパフォーマンスに関する記者会見。マスゲームのディレクターやパフォーマーが10人ほど出席。
みんな若いのにはびっくりしました。30歳前後の若いプロデューサーが式典を構成し実行したようです。昨日の選手団入場の不祥事は、あまり気にかけていないようで、誰もが胸を張って満足しているようでした。
第2部は、公安関係者4名が出席しての言い訳(?)会見。
結局のところ、対応の返答ばかりで、なにが原因なのかは触れられず仕舞。現地の新聞によると蔡英文氏の反対勢力の仕業ではないかと、書いてしましたが、真実を隠しているのか、知らないのか判然としません。

そこまで取材して、1台のPCでYou Tubeで昨日の開会式映像を見ながら、もう1台のPCで開会式の記事を半ばまで書き上げたのですが、接続の関係でアップ仕切れませんでした。こちらも暗中模索です。

午後4時、女子サッカー日本の初戦、対コロンビア戦を取材する為、長庚大学グラウンドに行くメディアシャトル出発の時間に。大慌てで310のバスに乗り込みます。
選手村、水泳会場、アチェリー会場を経由してサッカー会場に。台北市内から1時間30分。だいぶ田舎にきました。
入場のX線検査でスイスアーミーナイフを取り上げられ、いろいろなものを失くし(?)、会議室のようなサブプレスセンターへ。
なかなかスタートリストが来ない。そういうものがあるのも知らないみたい。
昨日の試合のスタートリストを見せて「こいういものです」と理解していただきました。
親切な方が多くて今日も、しっかりとお弁当はいただきましたが……。
いろいろなところに猛烈にお願いして、ようやくスタートリストが出たのがキックオフ57分前。

日本女子学生代表のスターティングラインアップは、GK森田(日本体育3年・大阪桐蔭)。DF松永(日本体育3年・聖和学園)、奥川(早稲田大4年・藤枝順心)、山田(静岡産大3年・神村学園)、山川(日本体育4年・聖和学園)。MF梅津(神奈川大4・藤枝順心)、中村(早稲田大4・浦和レディース)のダブルボランチ、右翼が龍(徳山大3年・秀岳館)、左翼が熊谷(早稲田大3年・十文字)。FW大竹(帝京平成大3年・日ノ本学園)、堀江(静岡産大2年・開志学園JAPANサッカーカレッジ)。中盤ボックスの4:4:2の布陣です。(カッコ内は所属大学と学年・前所属チーム)。
対するコロンビア・ユニバーシアード代表の先発は、GKシエラ。DFベルナル、オクノメス、カルダゲナ、トレス。MFアンカーがスアレス・アルシラ、右がラストラ・アルビラス、左がカサラス。右翼がシメネス、左翼がナルタゲナ。FWオリオネツ。4:3:3に近い4:5:1の布陣です。

午後7時30分、気持ち涼しくなった長庚大学陸上競技場、キックオフは現地時間7時30分、日本のキックオフで試合開始です。

日本が格下コロンビア(リザーブ選手が2人しか登録さていない)に対して余裕ある戦いを見せました。
プレッシャーが弱い分、日本選手は思う存分戦うことができました。難しい初戦を大量得点で勝ち上がれたのは自信になったと思います。
本来、自分のチームではトップ下のポジションを占める中村キャプテンを中盤の底に置いた望月聡監督(守山→大商大→浦和レッズ)。彼女には自在の動きを認めたようで、ボランチからトップ下、時にはコーナー付近まで変幻自在の動きを見せコロンビアのディフェンスを苦しめました。
まず5分、梅津の蹴ったコーナーキックを大竹がファーに飛び込んで日本が先制。試合の主導権を握ります。コロンビアは時折システマティックなカウンターアタックを見せましたが日本のDFは齟齬を見せませんでした。
17分は好守を見せていたGKシェッラのゴールキックを大竹がカット、左の熊谷に繋いで熊谷ゴール。熊谷は負傷の鈴木(大阪体育大1年・常葉学園橘)に代わってチームに合流したばかり。スタートリストには身長・体重が掲載されていませんでした。まさにラッキーガールという感じです。
27分には左サイドから、その熊谷がクロス、堀江がファーで頭を合わせ3点目を挙げます。
ここまでは順調だった日本でしたが、その後は運に見離れされます。
34分、熊谷のクロスに堀江がヘディングシュート、左ポストに跳ね返されます。
37分には松永のショートコ―ナーを梅津がクロス、大竹がシュートしますがクロスバーに阻まれます。
40分には熊谷が左からクロス、堀江がダイビングヘッドを見せますが、上に外します。
43分にも中村の右からのクロスを堀江がダイビングヘッド。これまた右に外れます。
アディショナルタイム2分41秒、ティン主審(ミャンマー)がハーフタイムを宣しました。

両チームがハーフタイムに動きます。
日本の望月監督は、奥川に替えて三浦(早稲田大3年・浦和レディース)をピッチに送ります。コロンビアもMFカサラスに替えてゴメスを出場させます。
前半の終盤、決定的なチャンスを外し、コロンビアのモチベーションを切らすことが出来なかった日本。後半頭が勝負と見て猛攻を仕掛けます。
まず、4分、中村のショートスルーを左サイドで受けた熊谷がクロス、ファーに詰めた大竹が難なくゴール、4-0。猛攻の狼煙を上げます。
5分、左サイドを梅津がドリブルで切り裂きクロス、中に詰めた堀江がヘディングシュート、5-0。
7分にはトップ下の位置に上がった中村が得意のスルーパス、受けた大竹が上手く反転してシュート、6-0。大竹はインターナショナルマッチでハットトリック達成。
9分には梅津の蹴った正確なコーナーキックをゴール前に詰めていた交代出場の三浦がヘディングシュート。7-0。
11分には再び梅津の蹴ったコーナーキックをバイタルエリアでフリーになっていた中村が地を這うようなシュート。GKシェッラは1歩も動けずゴールイン。8-0。
後半14分、望月監督は大胆な3枚替え(今回のユニバーシアードは1試合4名までの交代が許されている)。中村に替え松原(早稲田大4年・大商学園)、熊谷に替え平國(早稲田大4・常盤木学園)、大竹に替え河野(早稲田大3年・藤枝順心)を出場させます。東伏見在住のスポーツ三昧としては中村ー河野のホットラインが見たいところでしたが、次の試合まで取っておきましょう。
その後、交代選手の活躍が目立ちました。
22分、梅津の蹴ったコーナーキックを松原がヘディングシュート、9-0。
32分には河野が持ち前の素早い動きでコロンビアDFを翻弄、ゴールして10-0。
34分には堀江のシュートがクロスバーに跳ね返ったリバウンドを河野が素早い反応で押し込み11-0。
36分には右からのクロスを平國が合わせてゴール、12-0。
40分には日本選手の枠に飛んだシュートをコロンビアのDFに当たってゴールイン。公式発表はオウンゴールでした。13-0。
ロスタイムに入って45+6分、河野がコロンビアにとどめを刺すシュートを決め14-0。河野も短時間でハットトリックを達成。点取り屋の本領を発揮しました。
アディショナルタイムは5分28秒。
日本は初戦を大勝で飾りました。

ミックスゾーンで望月監督からお話を伺うことが出来ました。望月監督とは、彼が高校3年の時、日本高校選抜のヨーロッパ遠征にご一緒しています。2011年ドイツワールドカップで日本女子代表のコーチだった望月さんにも取材していますし、前回3位になった光州ユニバーシアードでも取材した旧知の仲です。
「1日おきの厳しい日程なので、チームを二つに分け、全員で戦っていくつもりです。今日出なかったメンバーも次の試合では出場させます。次戦で戦うブラジルとロシアが、出場しているチームの中では頭抜けていると思うので、次戦が一つの山場です。1位で抜けられれば、涼しい時間帯での試合になりますので、上位進出も叶うと思う。一つでも多く試合をして、将来のための経験値を増やしてあげるのが監督の役目とおもっています」と語ってくれました。

シャトルバスの発車時間まで45分ほどあったのでワーキングルームで作業。
帰ろうと思ったら場内真っ暗で驚きました。懐中電灯でボランティアの方が照らしてくれてなんとかシャトルバス乗り場まで。発車5分前に無事乗車。

MPCには11時15分到着。マッチレポートも出ていなくて、すぐホテルに帰ることに。
なんとか日付が変わる前にホテル着。
シャワーを浴び、遅い夕食を済ませ、薬を飲んだら1時すぎに。
今日もへとへとのスポーツ三昧でした。
<了>

[結果]
サッカー日本女子学生代表14-0 コロンビア・ユニバーシアード代表(前半3-0)

得点:前半5分 大竹、前半17分 熊谷、前半27分 堀江
後半4分 大竹、後半5分 堀江、後半7分 大竹、後半9分 三浦、後半11 分 中村、後半22分 松原、後半32分 河野、後半34分 河野、後半36分 平國、後半43分 オウンゴール、後半45+6分 河野

交代:奥川→三浦(早稲田大3年・浦和レディース)、中村→松原(早稲田大4・大商学園)、大竹→河野(早稲田大3年・藤枝順心)、熊谷→平國(早稲田大4年・常盤木学園)


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コメント 5

大竹 けいこ

大竹、龍、堀江3人どうも学年は3年です。
訂正お願いしますm(_ _)m
by 大竹 けいこ (2017-08-28 08:21) 

大竹けいこ

いつも楽しみに読ませていただいています。
暑い中の取材で大変でしょう。身体に気をつけられてください。
by 大竹けいこ (2017-08-28 08:28) 

スポーツ三昧

大竹さま。コメントありがとうございます。ご指摘とおり大竹選手と龍選手は3年生でした。訂正いたしました。ただし、堀江選手はJFA発表の資料によりますと1997年12月7日生まれとなっています。つまり工藤真子選手と同じ学年ということで、2年生ではないでしょうか。ご了解願います。

by スポーツ三昧 (2017-08-29 23:23) 

大竹けいこ

ご丁寧に返信をありがとうございました。
堀江さんは私の勘違いでしたね。

男子の金メダル素晴らしかったですね。
女子はもう一歩でしたが、立派な戦いぶりに感動をもらいました。
そしてこの間のレポート本当にありがとうございました。
これからもブログ楽しみに読ませていただきます。
お疲れ様でした。
by 大竹けいこ (2017-08-30 10:22) 

スポーツ三昧

大竹様、さっそくの返信ありがとうございます。
男子の優勝は、宮崎監督以下、選手諸君の頑張りと英知を合わせた学生らしい素晴らしい優勝でした。女子も大健闘でありましたが、勝負は時の運ともいいます。決して力がなかったという感じではありません。一度、1-3で負けた相手に延長戦まで行き力つきましたが、立派な成績であったと思います。いずれにせよ、これは通過点。今後も男女ともこの経験を生かし、サッカー生活、そして人生を豊かなものにしていって欲しいと切に思っています。今後ともよろしくお願いします。
by スポーツ三昧 (2017-08-31 13:47) 

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