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桜散り始めの日曜日。アイスホッケー関東大学選手権3試合を取材。

今週末は2日とも雨模様。
満開の桜も散り始めています。

雨がわたしを眠らせる。

とはいかず、朝のルーティーンを済ませて一休みして10時にはDyDoドリンコアイスアリーナに向かいます。
昨日から開幕した大学アイスホッケーの春シーズン。今日はAグループ1回戦残り3試合が行われました。
第1試合は、ホーム東洋vs.立教の一戦でした。

AJPS仲間のカナダ在住のアイスホッケーフォトグラファーの内が崎誠之助さん(立教大学アイスホッケー部OB)の紹介で立教大学の細谷弘一監督を紹介いただいたのが10年以上前。それ以来、名門・立教のウォチャーをしています。最初はDiv.Ⅲにいた立教でしたが、細谷監督の熱血指導でDiv.ⅠBまで昇格しました。その後、アスリート選抜制度やスケート部からの独立などで順調に上昇機運に乗っていたのですが、ここ数年選手のリクルートが上手くいかず、北海道の強豪高校から選手が入らなくなり、部員数も激減したためリーグ戦で勝てなくなり、インカレも関東大会で敗退する状態に。心配していました。新年度のチーム状態を見るには絶好の試合でした。

ランク3位、オールメンバー22人の東洋の先発は、GK古川駿(八戸工大一3)。DF佐藤(駒大苫小牧3)、川口(白樺学園2)。FW石倉(八戸工大一2)、柴田(武修館3)、所(駒大苫小牧2)。
対するランク14位、オールメンバー17人の立教のスターティングラインアップは、GK中里(城北4)。DF上床(拓大一2)、吉田(立教新座1)。FW篠原(立教池袋3)、竹高(水戸啓明1)、野尻(立教新座4)。
第1ピリオッド、立教の善戦が目立ちました。というか好調ぶりにびっくりしました。
まず、GK中里のセーブが昨シーズンから格段の進歩を見せていました。昨年度まではゴールの枠に飛んできた普通のシュートもセーブできず、そのためDFがどんどん気落ちしてやる気を無くすような展開でしたが、今年度は、ほぼセーブできていました。昨年度までは枠に飛んできても「外れたな」と勝手に思い込んで見切っていたシュートがあったのに、今日はしっかりセーブしていました。DFも身体を張ったブロックを見せ、枠に飛んでいたシュートを何本も防いでいました。明らかに「立教魂」が垣間見られました。
37秒、野尻がハイスティックで2分間退場。立教は最初のピンチを耐えると、うまく東洋の攻撃を防ぎました。
9分26秒、立教はメンバーオーバーのベンチマイナペナルティー、大宮(東京都市大付3)がペナルティーボックスに入ると、東洋はパワープレーを生かして先制点を挙げました。10分25秒、成田(武修館4)、武部(苫小牧工1)のダブルアシストで中村(八戸工大一3)がゴール。1-0。格下の立教としては与えてはいけないパワープレーでした。
この後も立教は猛攻を耐え、強豪・東洋を17分21秒の1点に押さえます。東洋は、第1セットの柴田、石倉、所のトリオで2点目を挙げ、最初の20分間を終えます。シュート数は23-3でした。
12分間の整氷インターバルの後、第2ピリオッド開始。
昨年までの立教と違い、単純なチームプレーとシュートだけでは立教を崩せないとみた東洋は、作戦を変えてきました。シュートレンジに入ってから個人技で立教DFを崩してからシュートを打ち始めます。こうなると立教の守りは苦しい。失点を重ねてしまいました。
2分36秒、立教DF吉田の処理ミスを古川誠(白樺学園3)がスチール、出口(駒大苫小牧3)に繋いでゴール。3-0。ゴール前の単純なミスは即失点に繋がります。フレッシュマン吉田にとっては痛いミス。
8分41秒、東洋はGK古川駿のフィードを奇(宣徳KOR)が古川誠に繋いでゴール、4-0。
ここで東洋はGKを古川駿から水田(駒大苫小牧2)に交代します。
9分34秒には柴田、所のダブルアシストで石倉がゴール、5-0。
12分13秒、立教の吉田がスラッシングの反則で2分間退場。東洋は、このパワープレーのチャンスを生かし13分38秒に川口のパスを受けた柴田がシュート、ゴール裏のバックボードに跳ね返ったパックを所が左45度からシュート、6-0。
14分25秒には、山田(埼玉栄4)、成田と繋ぎ石倉がゴール、7-0。
15分15秒、立教はタイムアウトを取り、一息入れましたが、東洋の猛攻はとどまるところを知りません。
17分39秒、カウンターアタックからGK水田(駒大苫小牧2)のフィードを山田が繋いで柴田がドリブルで立教GK中里を翻弄、シュートを決めて8-0。
19分23秒、立教の上床がニーイングの反則で2分間退場。これは第3ピリオッドに積み残されることになります。
第2ピリオッドのシュート数は30-3と東洋が圧倒しました。

第3ピリオッドは立教のショートハンドでのスタート。その2分間はなんとか耐えた立教でしたが、1分48秒に東洋が坂元(清水3)、成田のダブルアシストで清水(白樺学園1)がゴール、9-0。
4分42秒にも川口、佐藤と繋ぎフレッシュマン清水が連続ゴール、10-0。ここで大会規定により立教は屈辱の促進ルールに入ります。
その後も東洋は猛攻の手を緩めません。7分48秒、出口、古川誠のダブルアシストで中村(八戸工大一2)がゴール、11-0。
10分6秒、清水、柴田、所と繋いで12-0。
12分24秒には、古川誠、坂元のダブルアシストで出口がゴール、13-0。
なんとか1点を返したい立教。そのチャンスを虎視眈々と狙っていました。14分26秒、やや集中力の切れた東洋の守りでの間隙をつき、羽成(立教新座4)、唯一の北海道選手となった米倉(北海4)のダブルアシストでニューカマー竹高がゴール。記念のパックを受け取り一矢を報いました。13-1。
この失点で東洋の攻撃に火がつきます。
14分58秒、佐藤、清水、所のトリオでゴール、14-1。
16分33秒、石倉、出口のダブルアシストで古川誠がゴール、15-1。
17分20秒には出口のアシストで古川誠がシュート、16-1。
18分24秒には笹川(日光明峰3)、式部」と繋いで坂本(八戸工大一3)がゴール、17-1。
そのままタイムアップを迎えます。総シュート数は87-8。
最終的には、総合力に優る東洋が大勝しましたが、立教も集中力が切れるまではチーム力の向上が伺える戦いぶりを見せてくれました。Bグループ同士の対決が楽しみですが、次戦の敗者復活戦が不戦勝になってしまったのは残念です。でも、向上の兆しが感じられる一戦でした。
東洋は、今季優勝を狙える布陣です。昨日の中央、早稲田とともに4強の一角は崩れそうにないよう感じました。

第2試合に予定されていた大東文化vs.法政戦は、大東文化の棄権でノーゲーム。
大東文化の空手部員が立教大学の構内に侵入、立教大学の外国人教師を殴り殺したというニュースが影響しているのかと思ったのですが、関係者に事情を聞いたところ、大東文化大アイスホッケー部員自身の不祥事(詳しくは不明)があったそうです。秋のリーグ戦には出場するにおではないか、との情報も聞きました。
ともかく、1試合時間があいたので一度帰宅。自宅で昼食を済ませました。

第3試合の練習が始まる午後3時には再びアイスアリーナへ。
日本大学vs.青山学院大学戦を取材します。ランク7位と12位と誓い対戦。昨日の東海大学vs.慶應義塾大学戦と同様、大接戦となりました。
ランク7位、オールメンバー22人の日本の先発は、GK野本(軽井沢2)。DF加賀(龍谷富山4)、袴田(白樺学園4)。FW武田(八戸工大一1)、瀧澤(釧路工4)、岩本(日光明峰4)。
対するランク12位でオールメンバー18人の青山学院のスタメンは、GK中川原(八戸商2)。DF高橋(釧路江南2)、湯山(八戸工大一)。FW渡辺(日光明峰3)、佐久間(釧路江南3)、川村(日光明峰3)。
例年少数精鋭で戦っている青山学院。ようやく3セット回しが出来るようになり、そのぶん戦力アップした感じです。都会的なスクールカラーとは異なり泥臭いホッケーを見せてくれました。一方の日本も、一時の速いけど一本調子なチームカラーを払拭させた感が見られました。
第1ピリオッドは、日本が2回、青山学院が4度ペナルティーを犯し、4 on 4も2度あるという出入りの激しいホッケー。双方とも落ち着いた攻撃が攻勢できずスコアレスドローで終了します。しかも、お互いにペナルティーの積み残しで、第2ピリオッドも4 on 4でのスタートになってしまいます。シュート数は11-6とランク上位の日本がリードしました。
12分間の整氷インターバルを挟んで第2ピリオッド開始。
1分38秒、ラインズマンにパックが直撃。ゲームがストップしてしまいます。女性のラインズウーマンだったので少し心配したのですが、どうやらパックが鳩尾に当たったようで一瞬呼吸が出来なくなったようでした。
6分56秒、ようやく日本が先制します。佐藤(北海2)のパスを受けた相澤(武修館1)がゴール。試合の主導権を握ります。
10分16秒、青山学院の渡辺がトリッピングの反則で2分間退場。日本は、このパワープレーのチャンスを生かし川口(武修館1)のアシストで沖津(釧路工3)がゴール。2-0。
この後、再びファールゲームとなり、日本が3回、青山学院が1回ペナルティーを犯しショートハンドに。得点機が生まれず20分間が終了します。シュート数は15-2と日本が圧倒したこともあり、一方的なゲームになるかと思われました。
ところが劣勢の青山学院が終盤に集中力を発揮します。
3分48秒、日本のゴールが決まったかに見えましたが、審判の判定はインクルーズでノーゴール。この判定が大きく勝敗に影響します。
ふたたびペナルティーの多い展開。
9分2秒、4 on 4の状態で青山学院の渡辺がノーアシストゴール。反撃の狼煙を上げます。
畳み込むように10分31秒、川村、佐久間のダブルアシストで小野(日光明峰2)がゴール。試合を振り出しに戻してしまいます。これで日本のペースは雲散霧氷、一気に青山学院のペースに。
11分33秒、越後谷(北海4)がホールでぃんぐの反則で2分間退場。青山学院はパワープレーのチャンスを生かします。13分14秒、佐久間、越川と繋いだ青山学院。湯山がゴール裏を右から左に回りこみ二アサイドにパックを押し込み逆転ゴール。ついに試合をひっくり返しました。2-3。
ところが日本もさすがです。直後のフェースオフからチャンスを掴み、13分28秒に児玉(八戸工大一2)のアシストで館山(北海2)がゴール。3-3として再び試合を振り出しに戻します。
18分57秒、青山学院がタイムアウト。1点を狙いに行きましたが、19分17秒にGK中川原がトリッピングの反則で川村がペナルティーボックスに入ります。このショートハンドを耐えて、なんとか3-3のままタイムアップを迎えます。
大会規定により、ただちにゲームウイニングショットに入ります。
先攻は日本。1番手の笹川(八戸工大一2)が見事にゴールを決めます。2番手の川口、3番手の瀧澤が失敗したものの青山学院も1番手・渡辺、2番手・湯山が日本GK野本にセーブされ1-0のまま大きく勝利に近づきます。ところが最後の青山学院3番手・佐久間が見事に決めて1-1。決着つかず、サドンビクトリー方式のタイブレイク・ショット・アウト戦に入ります。
ここで先攻が青山学院に。1番手・渡辺は失敗。日本1番手・笹川も失敗。青山学院2番手の佐久間は再びPSを決め、今度は青山学院が逆王手。最後は、青山学院GK中川原が日本2番手・館山のPSをセーブ。決着しました。
ファイナルスコアは、3-4。総シュート数は40-18。第3ピリオッドの攻防が全てでした。青山学院が会心の勝利。大学アイスホッケーの醍醐味を見せてくれた一戦でした。

続く

[結果]
東洋 17-1 立教(2-0、6-0、9-1)
大東文化 0-15 法政(大東文化が棄権のため法政の不戦勝)
日本 3-4 青山学院(0-0、2-0、1-3、GWS 1-1、SV 0-1)
昭和 0-29 明治(0-12、0-8、0-99

詳しくは後ほど。

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